All Songs are Manipulated by Takaaki Aoki.

St.JohnRiver セントジョンリバー

Strathspey

隊形:Long Ways(男女各一列)

Fig.1ジグザグ

Ct.1〜32 一組の女性が右肩を引く方向に回転し、セットの外側から二組と三組の間を通って男性側のセットの外側に抜け、三組と四組の間を通って女性側のセットの外側を通り、四組の後ろからセットの内側の位置(図参照)へストラスペイトラベリングステップ八回で移動する。この時、一組の男性は女性の後をついて行き、二〜四組は第一ポジションでウェイト(待機する)。

Fig.2キャストアップと回転

Ct.1〜8  一組の男女は内手を取り合い、ストラスペイトラベリングステップ二回で三組のいるところまで進む。
     四組は一組が自分たちの前を通る時に手を上げてアーチを作り、一組を通す。
Ct.9〜32 一組の男女は三組の前で女性の手が上になるようゆったりと手を取り合い(バタフライポジションのような感じ)ストラスペイトラベリングステップ四回で時計回りに一回転半まわり女性が右側になる。
     この時一組の二人は互いの肩を平行にする。
Ct.33〜40 一組の男女は内側の手を取り合い、ストラスペイトラベリングステップ二回で元居た場所のあたりまで進む。
     二組は一組が自分たちの前を通る時に手を上げてアーチを作り、一組を通す。一組の男女はセットの一番前まで行ったところで39、40のCt.を使って女性左肩、男性右肩を引く方向に回転し、右手同士を取り合う。
※アーチはウェディングアーチをイメージし、だいたい斜め45度くらいに両手を平行にして上げる。その際、通過する人にぶつからず離れすぎずの位置に立っていると綺麗。

Fig.3キャストダウン(全員)

Ct.1〜16 一組の男女から順にパートナー同士互いに右手を取り合い、ストラスペイトラベリングステップ四回でセット後方(四組の立ち位置)まで全員で進む。最後のCt.7、8を使って女性右肩、男性左肩を引く方向(つまり内側向き)に回る。

Fig.4キャストアップと外回り

Ct.1〜16 四組の男女(Fig.3終了時にセットの正面側の先頭にいる組)から順に、セットの一番前に来た時点で男性が女性を送り出すように手でリードし、女性右肩、男性左肩を引く方向に回転し、セットの外側を元の位置に戻るようにストラスペイトラベリングステップ四回で進む。

Fig.5三角形

Ct.1〜16 全員ユニゾン(一緒)で動く。まず、Ct.1〜4で右足を左斜め前に出すようにストラスペイトラベリングステップを一回行う。次に、Ct.5〜8で右方向に左足からストラスペイトラベリングステップを一回行う。その次に、Ct.9〜12で右足を左斜め後ろに出すようにストラスペイトラベリングステップを一回行う。最後にCt.13〜16で一、二組は同性同士(つまり列の一番目と二番目の人が)向かい合うように小さくステップをしながら調整する。三四組は第一ポジションになり、パートナーと向き合いウェイトする。

Fig.6グランドチェーン

Ct.1〜16 一組が右、左、右の順でストラスペイトラベリングステップ四回を用いて二組、三組、四組と180度回転を行い、セット後方に向かって進み、最後の4Ct.を用いてステップをしながら体勢を立て直してパートナーと向き合い第一ポジションでウェイトの体勢になる。

この1〜6のFig.を四組分行い、最初と最後に一回ずつBow&Courtesyを行う。


余談ですが、これは結婚式でよく踊られる曲だそうですので、ラブラブで踊ると楽しいと思います。
また、この曲はセントジョン川の上流から河口までの流れを表しているものだそうです(Hiroさんに教えていただきました。)。そもそもストラスペイ自体、Strath=川Spey=谷という意味なのでそういうスコットランドの景色を思い浮かべると良いかもですね。個人的には、小川が大河になるように良い家庭を築いて、という意味でだれかが結婚式で踊ったのが最初の余談の所以なのではないか、と勝手に想像しております。


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